用語集「ロリータ」

1955年のパリで出版された小説『ロリータ』(ウラジーミル・ナボコフ著)に由来する。12歳の少女ドロレス(愛称:Lolita)が無意識のうちに放つ、未成熟な性の倒錯した魅力が存分に描かれた同作からは「ロリータコンプレックス」なる心理学用語も生まれた。少女性愛を主題とした、いわゆる児童ポルノを扱うメディアでは「ロ●ータ」などと伏せ字で表記され、また、我が国のネット空間においては、ニュースグループ全盛期以降、伝統的に「炉利」や「炉里」という当て字を用いた隠語、あるいはそれらの省略形である「炉」で表される。規制のおおらかだった数年前の出会い系では「炉な子募集です〜」のように使われた。

しかし現在、こうした書き込みを行えば、速やかに司直の手にかかること必至なため、ロリ愛好家が出会い系で「炉」だけを使う機会は減少し、「若いコ」などのより婉曲的な表現を用いて募集したり、掲示板での直接的な表現の書き込みは控えながら、プロフやメッセージのやりとりを通じて判断し、巧妙に法律をかいくぐる傾向が強まっている。