用語集「サクラ」

商売において、利益拡大のためにおとりの役割を果たす客もしくは客を装った店側の人間のことを、俗に「サクラ」と呼ぶことがある。起源は江戸時代までさかのぼり、当時の芝居小屋では無料で芝居を見物する代わりに役者へ声を掛ける人たちを「サクラ」と呼んでいた。この用法自体は極めて由緒正しいものである。

他に、路上販売を行っている露店などで、商品を褒めたり買ったりする人や、パチンコ店で、店の依頼によって台を打つ人なども「サクラ」と呼ばれる。出会い系サイトにおいては、一般利用者になりすましたサイト運営業者側の人間、もしくは業者に雇われた人たちのことを指し、そのほとんどが男性である。「サクラ」の役割は、フリーメールアドレスを用いてメールを送信し、サイトにアクセスさせたり、一般登録者とメールを交換し、ポイントを使用・購入させるなど。「サクラ」はサイトに金を振り込ませるための偽登録者であるが、異性のサクラの場合すぐに拒絶するのではなく、「サクラって時給いくら?」「もっとお小遣いあげるから遊ばない?」などと口説いてみるのも良い。ごく稀だが、まんまと性交を収めた事例も存在する。

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